将来の夢を見つめ直す。
明日は子どもの日ということで、柏餅を食べながら、子どものころに描いていた夢をもう一度思い浮かべてみた。
子ども店長になりたかった。ジャンルは何でもよかったの。とにかく「〇〇長」と呼ばれるようになりたかったわけです。
今の職業だと「課長」とかで終わるんだろうなって思うのですが、なんだか「課長」じゃ、しっくりこない。なんでしっくりこないんだろう。
そう思い起こしてみると、単純に納得できる答えが出てきた。そうか、指図されるのが嫌なんだ。だから「課長」じゃなくて、「店長」なんだと理解できた。こんな性格の人間だから、人生の最後には店長になって、自分の店でもかまえた方が組織の中にいるよりは人に迷惑をかけなくて済む…かもね。
そんな子どもだった時代から、はや30年。自分の子どもが具体的に夢を語り、進学先の高校名まですらすらと言うようになったわけで、今さら自分が「店長」だなんて、と思ったりもするわけで。
それでも、夢は最後まで抱かせてもらった方が、人生楽しい日も増えるから、今はこうやってブログに書きだして、自分自身にも「なんとかなるかもよ」って、おもわせてやりたいと思います。
言葉を紡ぎ、それが人々の気持ちを穏やかにして、ちょっとばかり報酬をいただく。報酬をいただきつつも、息子と一緒に商売をはじめ、自閉症の息子ができる作業で、毎日決まって仕事があって、人々に愛される仕事をする。それがきっと「店長」と呼ばれる場所で、毎日決まって何かを売ることになるのかな。「店長」の合間に飲む珈琲の旨さに感謝しつつ、また言葉を紡いでいく。そんな人生の終わりが来ればいいのだけれど、どうなのかなぁ。
夢がかなわないと誰かのせいにして、社会のせいにしてうらやんで暮らすより、今の器の中で何かかなう夢だってあるはずだよねぇ。それを信じて生きていたい、今どきの私。