式年遷宮と日本人気質
「伊勢神宮」第62回式年遷宮「お白石持行事」「宮町」記録映像 - YouTube
伊勢神宮と言えば、三種の神器が収められている場所としても有名。
三種の神器とは、天皇に代々受け継がれ、国難を納めるためのアイテムとして2,000年来受け継がれてきたもの。
この伝統こそが「日本人」たるもの、「日本人」ゆえの何かを受け継ぎ、今後も守っていくという意思表示のように思えます。
今まで伊勢神宮には詣でたことがないので、ぜひ40歳を迎えるまでには伊勢神宮に詣でてみたいと思います。行ったことのある人に言わせると本当にすごいパワーを感じるのだそうで、ぜひそれを感じてみたいと思っています。
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日本人の気質と言うことを考えると、この事故もそれを考えさせる機会になりました。
村田奈津恵さんと言う、日本人気質たる「困っている人を助ける」という行動を示し、自らの命を失った方の行動は、アメリカ由来の個人主義にまみれてしまった日本人にどのような気持ちを呼び起こさせたのでしょうか。
最近の個人主義って「自分さえよければそれでいい」と一辺倒なだけかと思ってたんですけど、ちょっと誤解していました。
それもあるんですけど、「自分」ではなく「自分と利害が一致する人々」と言う考え方も出てきてますね。逆を言うと、利害や利益が一致するときは「仲間」であり、そうでなくなれば「敵」なんですよ。だから呉越同舟ってのが当てはまるような感じ。
さらには、時に仲間恋しくなるのも最近の個人主義かと。個人と言いつつ仲間恋しいとはなんだろうと思いますけど、個人主義なんだから最後まで一人を貫けばいいんですよ、それができない人が多いってことです。
決断や責任、それを一人では負えない。だからそういうときには仲間が欲しい、だけど起こった利益は自分で得たい。それがありありにわかっちゃうような行動をとる人が多くなっているのではないかと思ったりします。
いずれにせよ、自分の都合でつながったり離れたりするような人間関係は、すでに「関係」とすらいえないのではないかなぁ。